Ogaki Mini Maker Faire 2018レポート的なもの。
気づけばすでに12/6。レポートを書くにはすっかり出遅れた感が否めない。
いや、録画した鉄腕DASH見てないから、まだ日曜は終わっていない!!
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というわけで、初のOgaki Mini Maker Faireです。
・・・なんというか、初日の朝から「うおッ!?」と目を疑いました。
自分のブースのお隣さん に立ち並ぶ魔改造ゲームボーイの山、実に140台のノイズの嵐。
さらにその隣には、随分昔からネット上でよく目にする、魔改造ピカチュウのピカルミンの群れが!!!
濃い。うちのブースの周りが濃い。
なんかもう開場前からお腹いっぱい。
からのエレクトリックパレード(1回目)参加だったので、OMMF2018を甘く見てたと痛感しました。
その後は時折ブースを離れつつ、結構色々見て回ったものの、意外とちゃんとした写真が残っていなかった。反省。
暗がりに映えるLED作品の美しさ。素敵。
作り込みが見事な歯車に萌える。
美少女ロボットのまひろさんの手を引いてお散歩。
金属を使った大型装置に浪漫を感じたり
福田誠さんの「The Bells」。巨大なウィンドチャイムのようでかっこよかった。#OMMF2018 pic.twitter.com/IsZAwEIEGW
— pj-hack-tenorion (@hack_tnr) 2018年12月5日
テスラコイル見ると「Makerイベントに来た!!」という初心を思い出す。
久々に見たテスラコイル。ゲーム「undertale」のGルート中ボス戦の曲がエモい。#OMMF2018 pic.twitter.com/488zWiccfG
— pj-hack-tenorion (@hack_tnr) 2018年12月1日
客層も東京に比べると地元のご家族連れが多く、地域に根付いたMakerイベントといういろが強くて新鮮でした。
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さて、自分の出展については反省もあるけれど、それはまた後日。
最初にMakerイベント見たのが2008年のMake Tokyo Meeting02。
「自分でブース出展したい!!」と思ってから実行するまでに10年経過しましたが、、出展前後での意識の変化が今回得られたものの中で一番大きかったです。
[出展前]
・「工学系出身者など、最初から高度な技術や知識を持っている人たちが、技術を活かして作品を作っている」と思っていた。
・「自分のスキルではチャレンジするにはまだ足りない。人に見せるにはもっとすごいものを作らなければ」と思っていた。
[出展後]
・最初からスキルのある人たちだけではなかったことを知った。
=>「こういう作品を作りたい!!」という思いから始まって、今すごいものを作ってる人たちがたくさんいた。大事なのは熱意>技術だったのかもしれない。
・最初から高いゴールを持つ必要は無かった。
=>(応募から本番までの)3か月でのゴールを決めて、見せることに特化したものを作るというので良かった。1回チャレンジしてダメだったら試合終了ではない。
まだまだスタート地点に立ったばかりですが、決意を新たに新しいものを作って行きたいと思います。
長くなりましたが、2日間ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。
[再現]岐阜の大地に燦然と輝く「おっぱい」の文字。#OMMF2018 #テノリオン #tenorion pic.twitter.com/qR1PIKY1hD
— pj-hack-tenorion (@hack_tnr) 2018年12月5日
作品のコードを公開します
前泊で展示準備も終わってるので余裕だろうと思っていましたが、枕が変わると眠れない性質ゆえ、まさかの一睡もできないという事態に陥りました。
明日もあるのでレポートは控えめにさくっと書きます。
まず作ったものの、ほとんど誰も読まない紙資料から。
どちらかというと、大垣に来られなかった方向けアーカイブ。
そして「家にもテノリオンあります」という方が予想以上に多かったので、開発途中段階のPhase1&2のコードを公開します。
MIDIエクスクルーシブの仕様については、公式FW 2.1の資料に記載されております。
※どちらもFW2.1へのバージョンアップをして、リモートモードONにする必要あり
Phase1)キーボード入力した文字をテノリオンに出力。
=>GUIで動作するため、PCまたはモニターありのRaspberry Piが必要。
趣味でpandasを使っているが、2次元配列を時系列で扱えればpandasでなくてもOK。
Phase2) 加速度センサにより本体傾きに合わせてパ◯クマンのキャラが動く。
=>Raspberry Pi +加速度センサがないと動かない。モニター不要。
会場では12月らしく入り口ではクリスマスツリーがお出迎え。
テスラコイルを見るとMakeイベントに来た感をひしひし感じます。
出展は初ですが、「Make Tokyo Meeting vol.2」から出入りしているので胸熱。
久々に見たテスラコイル。ゲーム「undertale」のGルート中ボス戦の曲がエモい。#OMMF2018 pic.twitter.com/488zWiccfG
— pj-hack-tenorion@OMMF2018ブース121 (@hack_tnr) 2018年12月1日
本日開幕後のエレクトリカルパレードを行なった結果、初代テノリオンが予想外に重くて筋肉痛になりました。
プロテイン飲んで筋トレしているのに腕は全く鍛えてなかったので無念。
明日も長いので頑張りましょう。。
詳細レポートはまた後日。
12/1-2開催!! Ogaki Mini Maker Faire 2018
しばらく調整と資料作成でネタがなかったので、すっかりブログを放置しておりました。
さて、明日12/1-2の2日間に渡り、「Ogaki Mini Maker Faire 2018」に出展いたします。
ブースの場所は2Fの121です。
正式な出展名をすっかり忘れていたのですが、全く伏せ字にする気が感じられない名前に、開始前から若干反省してます。
出展内容は
です。
普通に楽器として遊んでみたい方もお気軽にお越しください。
閑話休題。
本日、有給休暇を取って前泊のため、朝から岐阜県の養老天命反転地に行こうと思っておりました。
が、なぜか16時の段階で大須商店街を散策していたら、中からキューキュー動物の鳴き声がする謎なお店を見つけてしまって
ついカッとなって入ってしまった。
こんなところでコツメカワウソに逢うとはな。
せっかくなので観察レポート少々
- 鳴き声はちびっこの靴みたいなキュッキュした音。
- 手全体が肉球みたいにぷよぷよしている。
- というか全体的に脂肪が多くてムニムニしている
- 毛は以外に柔らかくて滑らか。大人になると撥水する。
- 爪が小さくて、2mmぐらいしかない。(ゆえに小爪=コツメ)
- アクティブにじゃれてくるが、子供は突然ひっくり返って寝る。
- 寝る時は手が温かくなる。
- 抱っこすると服の中に潜りたがる。(抱っこは別料金也)
- なぜか人のメガネを奪い取ろうとするらしい。(習性?)
色々と為になりました。名古屋近郊の方は機会があればこちらも是非。
加速するテノリオン
気がつけばOgaki Mini Maker Faire 2018まであと20日。
諸々調整が終わっていないのですが、もうちょっと機能追加したかったので、
せっかくだから加速しました。
加速度センサつけた以上、加速せざるを得ない。#テノリオン #tenorion pic.twitter.com/6C1vDLqU25
— pj-hack-tenorion (@hack_tnr) 2018年11月11日
ユーザ入力機能と統合するとか色々やることが残ってるのだけれど、全児童フォント入れたいとか余計なことを考えている今日この頃。
俺、OMMF終わったら、UNDERTALEやるんだ。。
テノリオン+加速度センサ!!
難航するかと思いきや、GPIO使えるようになってからは意外とすんなり行った?Phase2。
LEDオレンジは結講ギラギラするので、クローゼットから白いほうを出してきました。
感想。
- 撮影が角度的にすごく難しい。(映像的に見苦しくてすみません。。)
- アルミ筐体で裏面にもLEDついてるのでとても重い(実際の700gより重量感ある)
- Phase1の電光掲示板に比べると実装難易度は低い。
- ドット絵起こしてタプルのリスト作る作業、恐ろしく地味。
- やはりオリジナルのドット絵でやりたい。
- 音的にひねりが足りない。
加速度センサ付きテノリオン。
— pj-hack-tenorion (@hack_tnr) 2018年10月30日
tnr-wは物理的な意味で重かった・・・!!!#テノリオン #tenorion pic.twitter.com/iaN003SxeG
課題は色々あるので、OMFTまでの残り1か月は作り込み&資料作成に専念したいと思います。
Python3で加速度センサーを使う - その2
pigpio公式のサンプルに手を加えて。
基板を左に傾けると"<="を出力。右に傾けると"=>"を出力するようなコードを試しに作ってみた。
インデントの都合があるので、試作用に書いたコードはgithubにあげてみました。
見たまんまですが若干補足。
- テノリオン本体の裏に基板を貼り付ける形になるので、向きは裏返しになってます。
- しきい値はお好みで設定していただければ良いと思います。
- ざっくりした傾きしかとらないので移動平均法(※注)は特に設定していないです。
- RUNTIME=60と設定しているため、60秒で自動終了します。
- ハンダづけが下手くそなのはスルーでお願いします。。
「pigpio」のことを「ぴぐぴお」と読んでたのですが、「ぱい じーぴーあいおー」が正解なのだろうか。。
「ぴぐぴお」のほうが絶対かわいいと思う。
※注) 家にある資料で、一番参考になったのは「+Gainer」でした。
コードはProcessingですが、移動平均法のプログラムが掲載されています。
電子工作初心者に優しい電子回路サンプルが多いので、未だにお世話になっています。
Python3で加速度センサーを使う
歌うテノリオン失敗後、Phase2でやろうとしていた加速度センサーで少々実験を試みる。
電気系統は弱いのですが、意外にPython3での情報が少なくて、しばらくはまったので備忘録。。
[使ったもの]
- 秋月電子のADXL345 - Raspberry Piの出力3.3Vであれば抵抗は不要。
- ジャンパーピン メス-メス ×4本
※他、お好みで通電確認用のLED & 抵抗330オーム ×各1
[接続]
- (赤)ピン1 <=> センサのVDD
- (緑)ピン3 <=> センサのSDA
- (青)ピン5 <=> センサのSCL
- (黒)ピン9 <=> センサのGND ※ピン6でもOK
ピンの番号は、検索「gpio raspberry pi」で確認することをおすすめします。
このような画像が色々出てくるので間違いがないです。
プレッドボードなしで、直接ピン刺した方が楽でした。
[利用ライブラリ]
- Python3でGPIOを使うのであれば、ライブラリ「PIGPIO」がおそらくベスト
- 加速度センサーであれば、公式のexamplesのリンク「I2C ADXL345 Accelerometer」のサンプルをダウンロードするのが手っとり早いです。
[サンプルファイル実行手順]
1)pigpiodデーモン起動する
$ sudo pigpiod
=> 本体起動時に、shで自動実行させるようにするのがベター
2)センサーのアドレスを確認する
$ sudo i2cdetect -y 1
=> 自分の環境では、"1d"を確認
3)サンプルファイルの10行目の変数を、上記2で取得した値"id"に置き換えて実行
#ADXL345_I2C_ADDR=0x53
ADXL345_I2C_ADDR=0x1d
[はまったところ]
- 検索「Python 加速度センサー」で調べると、Smbusというライブラリの情報が多く出てくる。
=>ただし、Python2が前提。
Smbus2を使えばPython3でもできる、とか、Python3-smbusを使えば良いという情報もありますが、うまくいきませんでした。
[テノリオンへの設置]
ハンズに売られていた「高ナット」は金属しかない&高さがありすぎたので、超低頭小ネジの6mmとプラスチックナットで軽く浮かせました。
本体側をマスキングテープで保護した上から、グルーガンで固定しようかと思います。